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唐津焼 王天家窯二代目の日記です。非常に低血圧で朝起きれません。それでもめげずに頑張って作淘しています。とてもきまぐれな性格なので時々しかアップしないかもしれないけど応援よろしくお願いします!


by f92q
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今日のNHKの囲碁はすごかった

すごい試合だった つまり野球に例えると
コールド寸前で逆転 逆転また逆転みたいな感じ
最近のハリウッドの駄作なんぞより見ごたえがある
筋書きのないドラマ

いや 途中から頭パンクするというか意味がわからんかった
やっぱプロすげーや でも負けたら日本国民テレビ視聴者から
誹謗中傷の運命であって 対局者の手の震えを僕は見逃さない


棋士のミスが連発でハラハラドキドキしてたんだけど
プロでもミスする やはり何事もフクザツにしちゃダメってこと
脳には限界があるってことを心に刻みこむ


あんなに冷静なプロの棋士が勝てるっと思った瞬間 崩れていく
さま それをボロクソにいう解説者 見終わった後のほろ苦さ
大金星を逃し これは今日はやけ酒 帰って一人涙します 敗退棋士
の姿想像できてしまう

解説者は勝てるとき普通に守って勝てよって
言ってたけど視聴者はそんな見たいんじゃなくて
他人の心を揺れ動かすような棋士たちの人間ドラマも
見たいんじゃないかな 
だから今日は負けて無茶したヤンチャした彼に乾杯 
つぎはもっとつよくなる酷使した筋肉が次回
ますます強靭になってかえってくるように

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by f92q | 2014-03-16 23:29

ブッタ2


陶工「ぼくは日本全国 昔の古窯跡を発掘してきました」


ブッタ「ほう」


陶工「朝鮮の李朝 中国の青磁の古窯跡も発掘してきました」


ブッタ「ほう」


陶工「あと北朝鮮の窯跡に僕の理想の焼き物があると思うんです」


ブッタ「違うな」


陶工「へ?」


ブッタ「理想の焼き物はあなたの心の中にある」





by f92q | 2014-03-09 23:11

ブッタ


二人の陶工がブッタ様の前で激しく論議している
原因は桃山時代の古唐津の原料らしい

陶工A

「この茶碗の原料は砂岩だ!」

陶工B

「ちがうこの茶碗の原料は粘土に決まってる!」

陶工A 陶工B

「ブッタ様どっちでしょうか?」



ブッタ様

「茶碗はただ目の前にあるだけ あんたらの心が原料をきめてるだけじゃ」





by f92q | 2014-03-09 23:04

SAMPO2

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by f92q | 2014-03-06 21:20

かよわきもの

かよわきものが弱いのではない
強きものが強いわけではない
やさしさが弱さではない



長編で難解な小説よりたった一行の詩に心うたれる時がある

練達な技術で書きこまれた染付より古唐津の皿に震えるように描かれた一本の鉄絵
に心奪われることもある

100本のバラよりも一輪の野に咲く花に感動する時もある

ハリウッドの作りこまれた映画より白と黒の映画に涙するときもある

近代芸術家のつくったオブジェよりも名もなき陶工がつくった陶片が勝るときもある



優しさが弱さではない 
はかなさが弱さではない
強さのなかに弱さを 
弱さのなかに強さを


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by f92q | 2014-03-05 23:23
その男(美容師)がいなくなる

数日前 美容室から帰ってきた母はその男(美容師)が美容室
をやめることを僕に伝えた 
そして その男(美容師)はやめるからぜひ最後に一度僕に
来店してほしいといってるらしい

これは大変だと早速 その男(美容師)の美容院に直行
いた! あの男がいた 相変わらずイスに座って生意気にカッティングしている

店は上々に繁盛 その男(美容師)は今のところ手一杯だ
もう一人の若造見習い美容師が僕の髪をカットしようかとチラ見している
これはいかん 君みたいな若造にこの痛んだ髪をカットする資格はない
っていうかその男(美容師)の最後のカッティングになるかもしれないし

カットの番になった 
早速その男(美容師)に質問をぶつけた
「この店やめるんですか?」

その男(美容師)は照れながらこう言った
「ヘッドハンティングだよ」

 
「ヘッドハンティング?」
 

「つまり引き抜きだよ 知り合いの美容室の社長からの引き抜きさ
 こんどの職場は家からかなり近いし 保険の待遇もいいんだ」

ヘッドハンティングなんてアメリカンナイズされた言葉がその男(美容師)
の口から出てきたのはかなり面喰った たしかにその男(美容師)は
腕はかなりたつ 子連れ狼とか流れ料理人とか 腕一本で
世の中を渡っていく男を描いた物語は多々あるが現実に見るのははじめてだ
しかし技術はもとよりかれの人間性とかなんとか その他もろもろを社長
は見抜いてるんだろうか

最後なのか その男(美容師)はかなり念入りにカットしてくれている
いつもは手抜き気味のシャンプーもきっちりやってくれた
やはり最後もナチュラルに仕上げてくれた

「また会えますか?」僕は聞いた

「3月までこの店で働くことになってるんだよ でも有休とか 子供の卒業式
 とかで3月はほとんどいないと思う だからこれで 最後になると思う」

 店を出てしばらく歩いていると 後ろからその男(美容師)が走ってきた
 ほとんど残量0に近い桃の天然水を走って持ってきてくれた

 「忘れ物だよ」汚い笑顔でその男(美容師)が僕に微笑んだ
  僕も 汚い笑顔でその男(美容師)を微笑み返した


 
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by f92q | 2014-03-04 22:59