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唐津焼 王天家窯二代目の日記です。非常に低血圧で朝起きれません。それでもめげずに頑張って作淘しています。とてもきまぐれな性格なので時々しかアップしないかもしれないけど応援よろしくお願いします!


by f92q
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兄弟



どこの家庭にいる普通の兄ではなかった
兄は知的障害者だ


すぐに兄弟けんかでも勉強でも勝ってしまう

しかしどうしても勝てないものがあったそれは絵だ

兄は時々絵を描いていた
色彩感覚に優れ ふてぶてしい線を引く
幼い僕は芸術のことはわからずとも本能的に兄の絵のすばらしさを
感じとっていた

きれいでない あの醜悪な美しさを

小学校に入って美術の時間があり絵を描いた
僕はそこそこ上手かった
同級生からも先生からも褒められた

しかし僕にはわかってたおぼろげながら
自分の絵が全然たいしたものじゃないってことを
きれいで技巧的なものであることを
僕は絵を描くことをやめた

もし兄の存在がなかったら
ひたすらデッサンに打ち込み
そこそこの美大に入ってたかもしれない

それから様々な絵に触れた写実的なもの日本画 抽象画 
どれもすばらしく一時ははまるがすぐに飽きるものが多かった
きれいで技巧的でなものには満足できなかった
そう僕の心の中には兄の醜悪な美が住みついているからだ

兄はいつの間にか姿を消した
僕の目の前から 中学を卒業して遠くの職業訓練学校へいったのだ
時たま家に帰ってくるものの兄の存在は僕の心のなかでどんどん小さくなった
大学へいってからはまったく会わなくなってしまった

それから数年の月日が経ちぼくは実家に帰ることになる
兄は近くの工場でひっそりと働いていた

昔と変わらず規則正しく勤勉に生活していた
時間にきっちり動き回り
あらゆるものの配置ほとんど頭のなかに記憶している
 時間どうりに出勤して帰り
洗濯ものをたたみゴミをすてる
休日は草をむしり祖母の家に遊びに行く
酒は休日の前夜のみ
テレビもバラエティーかしか見ない
芸術の勉強をまったくしない兄があんなもの
を描き出せるかいまだに疑問だ


久しぶりに兄の部屋へ行ってみると
絵が貼ってあった
一時期絵を描いていたときがあった

まったく理解しがたい絵だが独創的で
高いレベルの色彩感覚の絵だ 

絵は勝ち負けじゃない
昔みたいにあきらめずに絵を描いてみるか ひまだし
僕はサインペン片手に慣れない手つきで描きだした
あの不器用で醜悪だが美しい兄の絵をめざして



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by f92q | 2012-10-29 22:54

注文の多い洋服屋

大学時代とっても
おしつけがましい洋服屋があった
しかしとってもレベルの高いセレクトをしてる店だった

僕の大学は目標をもって学びにきてる学生は一握りでほとんどは
時間をもて遊んでる感じだった

そのころバイトもそこそこやって仕送りもそこそこあり小金が
あったのでその洋服屋へ足を運んだ

洋服 ファッションは女の子にもてるには大事な物差しになっていた

なぜなら小学校から高校までの女の子にもてる要素はスポーツと頭脳そして顔
しかし大学からは価値観が変わりファッションという新しい要素が重要になってくる
あと夜の街バーとかのオシャレな飲み屋に詳しいとかもだろう

実際 大学に入っても本格的体育会系スポーツのサークルにはいってしまった友人は
まったくもててなかった そう彼らは流れに乗れなかった
ガラパゴス化した日本の携帯のように

高校時代ぜってーあんまりモテてない奴らはファッション 音楽という武器を
手にした 彼らはひたすらバイトしてお金を貯め洋服を買いCDを買い夜の街で飲み歩き
クラブに通う 

そんなこんなで僕も友人の影響で洋服にはまりだす
友人は飛びぬけてオシャレだったので 最終的にはその洋服屋にたどり着く
店のセレクトのほとんどはヨーロッパの新鋭のデザイナーなんだけどみんな才能にあふれていた
彼らのつくりあげる洋服は素材の使い方も上手くどっかにヒトヒネリ遊び心が入っていた
それらをいち早く見抜き買い付け売りまくっていた店長の眼力は今思えばすさまじいものだ

高い洋服だったが仕送りもそこそこもらっていた僕はバイトをすれば
なんとか買えた ローンも何回かくんだこともあるがローンはすぐにやめた
僕はローンという手元にお金がなくても品物が買えるという
システムがとても恐かったからだ

そこの洋服屋に店長の弟で少し知的障害の店員がいた
かれはとってもとってもオシャレだった 独創的でかといって
嫌味じゃなくとっても不思議なオシャレ
今だにかれよりオシャレな着こなしをしてる人を見たことがない

大学を卒業し有田窯大へいって
卒業 実家に戻り現在に至る
その間何回かその洋服屋へいったが
だんだん仕事も忙しくなり洋服のことは忘れてしまった
僕の大学時代の友人も洋服どころでない仕事と子育てに追われている

学生時代通っていた洋服屋はピーターパンのネバーランドみたいだ
みんな大人になってその世界を忘れていく
店員さんはネバーランドに住み続ける子供達のようだ

最近洋服を整理してると大学時代の洋服が出てきた
ローン組んだり高い金出してるから貧乏症の僕にとって
捨てようにも捨てれない


防虫剤臭い洋服を取り出す
ユニクロばっかり着てないで
たまには質のいい服を着て出掛けようかな


注文の多い洋服屋へ



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by f92q | 2012-10-21 22:18

人生そこそこ

高田純次の本を読み返す

人生の言い訳 っていう本


昔読んだんだけどその時はおもしろいこと
書いてあるなていうことぐらいだった

今読み返すとけっこうすごいことが書いてある

人生のバランス

っていうテーマをかれが書いてるんだけどこれが興味深い

彼いわく人生そこそこっていうことを言いたいんだけど
これはよく考えるととっても大事なことを言ってる

よくちまたに売ってある本屋の自己啓発本には

「とにかくがむしゃらに頑張れ」とか
「上昇志向」とか

逆に
「頑張らないのび太くん的な生き方」

とかとにかく極端
中間がないんだ 

で最近僕が感じるのはこの中間 
そこそこってのがとっても大事だと思う だって
世の中そこそこの人が大半だし
成功するのは稀だと思う

普通にせいかつしてその普段の生活の幸せを味会うことを
高田じゅんじは言ってるのかもしれない


努力しても成功する奴もいるし
努力しても成功しない奴もいる

逆に努力しないでも成功しちゃう奴もいる
高田純二本人らしいです



人生そこそこ これが言えるのはやはり天才高田純二です


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by f92q | 2012-10-20 22:18

動物

最近気になる芸能人がいる

しかも二人も

ローラと武井壮だ

あんまり芸能人にはまったことのない僕にとっては
すごい稀なことだ

二人に共通することそれは
人がよさそう
明るい ポジティブ なんて色々ある
まあ演技かもしれないけど

そしてなにより
動物っぽいこと 両者反応速度が並じゃねえ
しかもなんかなんでも許せてしまう
ペットに近い存在じゃないかな


武井壮はあんな感じでテレビに出てるが超インテリ
筋肉もりもり 帰る家持たない

ローラも実は料理がけっこううまい
女の子ってちゃんとオシャレしてメイクして料理もうまく
ニコニコしてたらいいんだって思うね

しっかし二人ともたのしそうだねー


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by f92q | 2012-10-19 23:21

湯布院へ


しゃべくりまくりでいっきに湯布院

冷めたごぼうてんに被りつく

作家さんとしゃべくりまくり

寒さに耐えて町中一周

由布岳にみとれる

紅葉の気配感じる

夕日に負けず帰りは爆睡













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by f92q | 2012-10-19 22:10

へたうま2



「上手過ぎるね」

陶芸ではよく聞く言葉だ

この言葉は作品レベルが高くなるほどよく耳にすることばだ

僕の尊敬する先輩方からもよくこの言葉を耳にする

特に土もの茶陶では上手過ぎてはいけないという傾向がある

なぜ上手過ぎてはいけないのか?




マツコデラックスが言ってた言葉を思い出す
「テレビは異形を求めている」

たしかによく見てみるとテレビって本当に変な人ばっかでている
普通の美人ってのは見やたらない
裏を返すと実はというと心の底ではみんな異形を求めているのかもしれない

またまたマツコいわく「絶世の美人は異形!」って言ってた


これに強引に陶芸をあてはめると上手い作品を作るひとは普通の美人しかつくれない
逆にへたくそな人は異形つまり絶世の美人を作りだす可能性を秘めているのかもしれない


下手なひとって脳と体の連携が上手くない
つまり少し動物的なんのかもしれない



なんてこと考えてたら思考の深い深いとこまで潜っちまった

おやすみー



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by f92q | 2012-10-19 00:30
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言葉では伝わらないことって多いなと思う 最近

きれいな空を撮ってみた
by f92q | 2012-10-19 00:01

下手うま

上手いとはどうゆうことなのか?

陶芸でいう上手いひとはまたはセンスがある
または技術がある人のことだろう

だが一般的には技術があるつまり手先が器用な人のことをいうと思う

器用な人とは何か?
これは脳と体の連動がいい人だと思う
つまり脳でイメージしたものが完璧に体で体現できるやつ


逆に陶芸いや芸術でよく耳にする言葉

「下手うまだねー」という言葉

この言葉は芸術だけに適用される言葉だと思う


たとえば運動でこの言葉はあまり耳にしない
サッカーにしろ野球にしろ下手だとダメだろう
スゴイエラーをしたけど観客はすごい感動してたよ
みたいなことはあるかもしれないが、プロだと即刻クビだろう

職人の世界でもそうだきみはもっと下手にやってよ
とか聞いたことがないそんなこたしてたら
ネジとかユルユルでつかいものにならない

料理はどうだろうか下手か上手いかというより
不味いか美味いかだろう

君の料理は下手だけど愛情を感じるなんてこと
をマンガでよんだ記憶がある

しかし料理にもあまり下手うまみたいなものはあまり当てはまらないかもしれない
というより美味いほうがいい


歌の世界はどうだろう
下手うまって言葉をよく聞くことある

そういえばこの前外国の人が曲を歌う番組があって
ずっとみてたんだ それがみんなメッチャうまいんだびっくりしたよ
でも実は感動がないんだ心に響かない 
なぜかと考えたら彼らは日本語の意味をあんまり理解してなかったんだと思う 
ただなぞってるんだよね歌詞を
まあ僕の空耳なのかもしれないけど



そう考えるとヘタウマは芸術の特権なのかもしれない

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by f92q | 2012-10-12 20:54

忍者は影人の影

写真  テーマは 忍者は影人の影




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by f92q | 2012-10-12 18:24

なわばり

いつもの散歩道
川の側を歩いてると
一羽の鳥が飛び去った
びっくりしたけど 何だこの鳥はみたことがない
クロサギでもないしトンビかな
と いつの間にか近くの林へ見えなくなった

カアー カアー と目の前の電信柱にカラスが一匹
するともう一匹のカラスが飛んできた



ここからはカラスの鳴き声を日本語で


カラスA「変なやつが縄張りに入ってきたぞ」

カラスB「たしかに見たことのない奴じゃのう」

カラスA「しゃあないわいが追っ払ってきてやる!」




と2匹のカラスのうちの一匹が電信柱から
謎の鳥のいる林のほうへ飛んでいった


謎の鳥はカラスにいち早く気付いたらしく
林から飛び出してきた

カラスA「ここはうちの縄張り出て行け!」

謎の鳥「すいませーんこの辺の川は魚がいっぱいとれますね」

カラスA「うるせー早く出て行けー」


まあそんな感じで謎の鳥は夕日の向うに消えていった

カラスたちはシテヤッタリな感じでカーカー鳴いていた


こんな光景見てると領土問題でもめてる人間も変わらないと思った
領土問題は多分動物の縄張りと関係してると思う
縄張りってのは本能にすりこまれてるから厄介なんだね

でも人間は動物と違って少し知性があるんでもっとなんとかしたいもんですね 



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by f92q | 2012-10-09 20:51